東海、近畿、九州と続いた地区選競争だが、間髪を入れずに中国、関東、四国と続いていく。
今回も事前に攻略していくぜ！
各地区選手権 レース展望
先に行われた三場は、イン有利の水面特徴もあって難しいものとなったが、狙い通りハマったレースもいくつかあった。やはり特別競走でも一般戦でも、狙い方は同じだということだ。
とはいえ、記念となればただでさえ強いインがより一層幅を利かせることに違いはない。この後続く三場もまたまたインの強い水面だけに、怖じ気づいてしまうところもあるが狙い目があれば積極的に狙っていきたい。
中国地区選手権
さて、地区選ラッシュの後半は徳山の中国地区選からのスタートだ。出走メンバーを見ての第一印象は、なかなかの激戦区だということだ。開催場は徳山。言わずと知れたイン水面だ。西島義則や村上純に山地正樹はいるが、他に目立ったイン屋も不在で枠なりレースが大半を占めるだろう。前付け選手やレースについてはいつも通り狙っていくとして、今回はちょっと視点を変えてみよう。この中国地区は攻撃タイプが結構揃った。島川光男や荒井輝年は生粋のまくり屋でかなりレースは獰猛だ。当然アタマもあるが、外の差し展開が狙い目になる。平尾崇典や山本寛久、そして柏野幸二らはとにかく直線を強化して攻める。これも外の差しが利く。山口剛、船岡洋一郎、末永祐輝、森野正弘、大上卓人も超自力型で波乱を起こす可能性は高い。イン水面の徳山だが攻撃力の高いメンバーが揃って意外と狙いはありそうだ。ここで挙げた選手が伸び型の本体を手にすれば…非常に楽しみだ。
関東地区選手権競走
多摩川の関東地区選は打って変わって、スピードタイプや捌きタイプが多く揃った印象だ。徳山で挙げた攻撃タイプと違い同体なら差して捌く印象の選手が多い。まくり期待の直線系としては、飯山泰や浜崎直矢が注目級。果敢なレース運びなら若林将や、佐藤翼、椎名豊らも気にかけておきたい。
四国地区選手権
ラストは丸亀の四国地区選だ。徳山が強烈な印象過ぎてこちらはちょっと薄味な感もあるが、実力者も揃って見応えは十分だ。丸亀のモーターは初下ろしが11月でちょっと日は浅いが、既にエース候補は絞られてきている。伸び系のパワー機で楽しみなのが20号機や7号機。8号機もかなりのパワーですっかりエース候補の一角だ。伸び期待の穴っぽいところでは40号機を挙げておく。ここで挙げた本体は、伏兵選手の手に渡れば大いに楽しみとなる。インから売れる記念だけに、伸び型パワー機が暴れればいい配当に期待できる。
