よく来てくれたな!
各地の正月レースも一段落したこのタイミングで、いよいよ2021年の記念戦線が開幕し、ちょっと気は早いが2021年12月にボートレース住之江で開催されるグランプリを目指した日々の戦いが始まる。
その記念戦線の開幕を飾るのが、ボートレース尼崎で開催される「尼崎センプルカップ(開設68周年記念)」だ。
SGとも遜色なく、周年記念とは思えないような豪華なメンバーが集結するだけに、非常に楽しみな六日間となりそうだ。
ボートレース尼崎のポイント
ボートレース尼崎はセンタープールという名称をも持っていることを知っているファンは多いだろう。
センターからのまくりがよく決まるから付いた名称だそうだが、今はその面影はなく、インが幅を利かせている。
本命サイドの決着がズラッと並ぶ日も多く、穴党も多くは望めない…。
さて今回はその尼崎だが、モーター使用期間も長くパワー相場は固まっている。
G1尼崎センプルカップ 注目モーター
開催が進むにつれて配当妙味がなくなるため、節の序盤から積極的に狙って行く手はあるだろう。
上位機は平本真之・篠崎仁志を相次いで優勝に導いた14号機。今節も出場予定の吉川元浩・そして鎌倉涼が優勝した17号機で乗り手を問わずパワフルに動くパワー機だ。この2機がいわゆるエースモーターということでいいだろう。
それから、少し前に竹田辰也が鬼のような足に仕上げて優勝した8号機も調整が整えば噴く本体なので注目している。
穴党御用達の直線系のモーターとしては11号機が一番のオススメで、これを誰が引き当てるのか?非常に楽しみにしている。
濱崎直矢が直線を仕上げた36号機はその次の節に藤山翔大が力強い行き足を見せていてこちらも目が離せない。
直前に荒井輝年が優勝を飾った37号機も行き足、伸びが仕上がることが多いだけにリストに入れておくといいだろう。
地元の芝田浩治が仕上げて以来ずっと動きはいいままの31号機も狙い目だろう。
G1尼崎センプルカップ 注目選手
行き足、伸びの直線系モーターを穴党向けに紹介したが俺が注目している “直線系”レーサーも紹介しておこう。
伊藤誠二・深井利寿・坂口周・三井所尊春・竹田辰也だ。
当然、その節の仕上がりにより戦法は変わるだろうが、伸びを強化してまくる場面が多い快速レーサー達だ。
先に紹介した直線系モーターとタッグを組むことになれば、もちろんアタマで狙っていきたい。
そして、これらの選手の外に構える展開ズッポリの差し抜けも狙い目になる。